望まれた生命

「きょ、京子ちゃんが!?」

「さ…笹川がソラの母親!?」

「ソラは…ツナと笹川の子供だったのか。(それで2人にはあんなに懐いてたのか…納得なのな。)」

「ソラが京子の娘だとぉー!?」

「ソラが…ボスと京子ちゃんの…子供?」

「ソラ、京子の子供なの!?アレ??でもさっきツナの子供って…」

「ランボ、ソラさんはツナさんと京子さん…2人の子供!!」

ツナ、獄寺、了平、クローム、ランボ、イーピンが驚き、それぞれ呟いていた。
山本だけはツナ達と違い、あまり驚いた様子はなく、むしろどこか納得したように呟いてたが。

「京子、あなたどうしてっ…」

「この前、自分の家を見に行った日に、自分の部屋である物を見つけたんです。」
驚いているビアンキの問いに応える京子

「ある物?」

「写真立てです。」

「写真?」

「はい。この時代の私と少し幼いソラちゃん、そしてこの時代のツナ君の3人が写ってる写真で、
その写真を見た瞬間…まるで親子みたいだなってその時思ったんです。」

「そ…それだけで解ったの?」

「えっと…あとは10年前に1度戻った時にツナ君のお母さんに言われて気づいたんですけど……私とソラちゃん、
良くみたら凄く似てる事に気付いちゃって…今まで気づかなかったのが可笑しいくらいに。」
抱き寄せたソラに優しい眼差しを向けながら言う京子

「そう言われてみれば……京子ちゃんとソラちゃん、良く似てるね。何で今まで気づかなかったんだろ??こんなに良く似てるのに…」
京子に言われて、京子とソラを見比べながら呟くツナ

「確かにそう言われてみると、小さい頃の京子に極限良く似てるぞ!」
幼い頃の京子とソラを重ね見てそう思った了平

「あの時は私の遠い親戚の子なのかな〜?って思ってたんですけど、写真立てを見て親戚じゃなくて私の子供なのかもしれないって思ったんです。
あとは10年前の世界で会ったアリアさんとのお話で…かな?あの時はどうして私とツナ君だけを呼んで話してくれたのか解らなかったけど、今なら解る…
なぜかは知らないけれど、アリアさんは未来の私達とソラちゃんとの関係を知っていたから私達だけを呼んだんだって。」
京子はアリアと話した時の事を思い出しながら話し続ける。

(アリアさんが何を言ったのかは知らないけど……超直感もないのに、自力で気付いてくれたんだ…私がママの子供だって…)
顔には出さなかったが、内心で自分が言わなくても気付いてくれた事が嬉しかったソラ

「京子、あなた…」

「ビアンキさんも、今思えばヒントくれてたんですよね?」

「え?」

「前にソラちゃんが高熱を出した時の事、覚えてますか?」

「え、ええ。」

「あの時、ソラちゃんが高熱のせいでお粥が食べられなかった時、ビアンキさんが私にソラちゃんを抱かせましたよね?」

「ええ、そうね。」

そう、以前ソラが高熱を出した時、ビアンキは高熱のせいでお粥が上手く食べられないソラを見て、
ある記憶を思い出し、京子に抱かせて食べさせた事を。

「あの時は解りませんでしたけど、今ならどうしてビアンキさんがそんな行動に出たか解るんです。
私がソラちゃんのお母さんだったから、なんですよね?ソラちゃんが1番安心出来る所が
10年後の私…お母さんになった私の所だったからなんですよね?」

「…ええ、そうよ。ソラは生まれた時から、京子…この時代のあなたの傍が1番凄く安心出来る所だった。
心が不安定な時も、怖い夢を見てしまった日の夜の時も、京子が傍に居る時だけは大丈夫だったの。」

「僕やビアンキ姉、隼人兄達の誰かが傍に居る時は京子姉の時のようにはいかなかったし、
ツナ兄の時はだいたい大丈夫だったけど、やっぱり京子姉のようにはいかない時もあった。」
ビアンキの後にフゥ太が付け加える。

「ほぉ…ソラにとって京子はやはり1番欠かせない存在のようだな。」
ビアンキとフゥ太の話を聞いて、改めてソラにとって京子は1番欠かせない存在だと再認識したリボーン

「リボーン君も、私やツナ君をさり気なくソラちゃんと触れ合わせてくれてたよね?」

「え?…あっ!?」
京子の言葉を聞いてこれまでのリボーンの行動を思い出したツナ

確かにリボーンは自分達が10年後であるこの世界に来てからずっと、自分や京子を何度もさり気なくソラと触れ合わせてくれていた事を。
ご飯を一緒に食べたり、一緒に寝たり、一緒にお風呂に入ったり……その1つ1つは大した事ない小さな出来事だけれど、
そのどれもがソラには必要な事で自分達が親子だったなら当たり前のようにしているはずの行動を。
リボーンはずっとソラと自分達の間に立って繋ぎ留めてくれていたのだ。

「ソラがお前らに自分の正体を明かさないって言うから、俺はお前らが自然と触れ合えるように仕向けてたんだぞ。
この時代の山本にもソラを支えてくれるように頼まれていたしな。」
何でもないように言うが、リボーンはソラの為に出来る事は両者の間に立って繋ぎ留める事だと思い、
率先してそれを実行し、ずっと支え続けていたのだった。

「そうだったのか……ありがとう、リボーン」

「おめぇじゃなくてソラの為にやったんだ。」
ツナからのお礼の言葉を跳ね除けるリボーン

「リボーン君、ありがとう。」

「どう致しましてだぞ。」
ツナとは違い、京子のお礼は素直に受け取るリボーン

「ちょっ…俺と態度違くない!?」軽くショックを受けるツナ

ツナのツッコミを無視したリボーン

「ソラちゃん、すぐに気付いてあげられなくてごめんね?いっぱい頑張らせちゃって…我慢させちゃって…ごめんね?」
ソラをさらに強く、けれど優しく抱きしめた京子

京子の言葉を聞く内に、京子の温もりを全身で感じていく内に、だんだん気持ちが抑え込めなくなってきていたソラ

「ソラ、ツナが死んだのはおめぇのせいじゃねぇ。親が子供を守るのは当たり前の事だぞ。だからあまり自分を責めるな。」

「え!?リボーン君、それ、どういう事?」

「実はな…」

「リボ兄!ダメっ!」

「わりぃが、今回は聞けねぇぞ。」

ソラの制止の言葉も跳ね除け、リボーンは京子に話した。
先ほどの通信の時の事でソラが敢えて伏せていたツナの死に関する事実を…
ツナが死んだのはソラのせいだと白蘭が言った事を。

「はひっ!?その白蘭って人…そんな事を言っていたんですか!?」

「白蘭、なんて事を言うのかしら!?」

ハルはビックリし、ビアンキは再び怒りを露わにしていた。

「そっか…だから余計に泣くのを我慢しちゃってるんだね?でもね、リボーン君の言う通りだよ。
きっとこの時代のツナ君はソラちゃんを守りたかった…ただそれだけなんだよ。」
リボーンの言葉を聞いて、頑なに泣くのを我慢している理由が解り、ソラに優しく語りかける京子

「京子ちゃんの言う通りだよ。」
今まで黙って聞いていたツナがソラに話し掛けた。

ツナはソラの所へ歩み寄り、しゃがんで視線を合わせる。

「この時代の俺はきっとボンゴレとかマフィアの事情とかそんなの関係無しに、ただ自分の大切な娘である君を守りたかったんだよ。
この時代の俺じゃないけど、俺だったらきっとそうしてるはずだから。
それに…自分が死んだせいで君が自分を責めていたら、きっとこの時代の俺は悲しむと思う。
だから…そんなに自分を責めないで?限界まで心の中に悲しみを閉じ込めないで?だって君は何も悪くないんだからさ。」

京子に続いてツナもソラは何も悪くない、責める必要はどこにもないんだと諭す。

「それに…私の事でもそうだよ。」

「え…?」

「お兄ちゃんから聞いたよ。ソラちゃん、さっきお兄ちゃんを殴っちゃったんだよね?」

「そ…それはっ…」

「うん、解ってるよ。ツナ君の事を想って殴っちゃったんだって。殴った後、お兄ちゃんにこう言ったんだよね?
巻き込むのがそんなにいけないなら、自分だってお兄ちゃんに殴られていてもおかしくないって。」

「……うん。」頷くソラ

「もし本当にソラちゃんと関わっている事でマフィアの世界に巻き込まれてしまっていたんだとしても、
ソラちゃんは責任を感じなくて良いんだよ?だってソラちゃんのせいじゃないから。」

「でもっ…でも私が、私が居たからっ…私が生まれたからっ…ママはマフィアの事情に深く関わる事になった!!私が居なければ、
パパが本格的にボス業を継ぐためにイタリアへ渡航する時にママと別れて繋がりを絶つ事で、危険から遠さげて
完全な一般人に戻せたし、敵対マフィアに攫われたり、私を手に入れる為の人質として利用される事もなかった!!」

ソラは1人で抱え込めるだけの容量をとっくの昔に既にオーバーしていたのか、今まで心の奥底に仕舞い込んでいた…
いや、溜め込んでいた思いが一気に溢れ出してしまった。

その言葉を聞いて京子は目を見開く。
ソラがどうして自分のせいで巻き込んでしまったと思っているのか、その責任を感じているのかがようやく解った。
自分が思っていた以上にソラはその思いを心の奥底にずっと抱え込んできたんだという事。
自分が知らない、この時代で実際にソラの身に起きた数々の出来事が原因で必要以上に自分を責め続けているんだという事を。


「ソラ、あなたっ…」
「ソラ…ずっとそんな事を思っていたの!?」
ビアンキ、フゥ太がそれぞれ呟く。

ツナ達だけでなく、未来組のみんなもソラがそんな事を思っていた事を知り、驚いていた。

「全部、全部私が居たからっ…」


「それは違うよ!!」フゥ太が。

『それは違うぜ!!』ディーノ、ロマーリオ、スクアーロが。

「それは違うわ!!」ビアンキが。

「それは違います!!」草壁が。

未来組であるフゥ太達全員が一斉にその言葉を否定する。


「ソラ、それだけは絶対に違うわ。あなたが居たせいだなんて誰も思っていない。」

「確かにツナ兄は9代目から本格的にボス業を継ぐその時になったら、これ以上巻き込まない為に京子姉と別れるとは言ってた。」

「けどな、ツナの本音はそうじゃない。出来れば、このまま一緒に居たいという想いの方が強かったんだ。」

「あん時の沢田は、たった1人の女ずらも守りきれる自信がなかったんだぁ。」

「嬢ちゃん、あんたは自分のせいで母親を巻き込んだって思ってるみたいだが、それは違うぜ。」

「ソラさん、あなたは互いを想い合っているのに、ボンゴレの事情が邪魔をして離れ離れになりかけていたお2人を繋ぎ留めてくれたんですよ。」

「ソラ、あなたが京子のお腹の中に宿った事で事態は良い方向へ向かったのよ?」

「新しい生命が宿ったと知ったツナ兄は、最初は動揺しまくりで凄く戸惑っててなかなか決断がつかなくて少し時間が掛かったけど、
悩んだ末…京子姉とその新しい生命を必ず守るという強い覚悟を持った。あの後のツナ兄は凄かったんだよ?
上層部の中には、東洋人であるツナ兄の事を良く思わない人達が居るのはソラも知ってるよね?
その人達に、京子姉とは別れろと言われたり、たくさんの見合い写真を持ってきて見合いをしろって言われてもずっと跳ね除けていたんだけど、
覚悟を決めた後のツナ兄は、その人達を黙らせ、見合い話も完全にぶっ潰して京子姉と結婚しちゃったんだよ。」

「ツナの奴、自分と同じボンゴレの血を受け継いで生まれれば、必ずボンゴレと関わらざる得なくなる、普通の暮らしも出来ない、敵対ファミリーが狙ってくる。
そうなった時、自分が守りきれるか自信がないから子供は一生作らないって言ってたんだ。けど、そんなツナも子供を作らないって言って置きながら、
いざ出来ると嬉しくて、産んで欲しいと思ってしまったって言ってたぜ。」

「沢田さんの子供を身篭った事を知った守護者の皆さんはそれぞれ伝える形は違いましたが、2人の事を心から祝福していました。
そして、一緒に守ろうと沢田さんの背中を押して下さったんです。」

「嬢ちゃんの事がなければこのまま別れていた。だが、嬢ちゃんが出来たから結ばれた。」

「だからあなたはツナと京子から望まれて生まれてきたの。」

「2人はソラが居たから別れる事なく、一緒になる事が出来たんだよ?」

「だからさ、自分が居なければ良かっただなんて言わないでくれよ?俺もお前に出会えて良かったって思ってるんだぜ?」

「ウチのヴァリアーの奴らも初めは関わりがなかったが、お前に会って変わった。ソラ、お前はヴァリアーにとって『光』だぁ!」

未来組のみんなが順番にソラに語って聞かせていた。


ソラは望まれて生まれてきた生命
みんなに祝福されて生まれてきたのだという事を…


黙って聞いていたツナ達はそれぞれ心の中で様々な想いを抱く。


知らなかったっ……パパもママも両思いで、私が出来たから結婚したんだという事しか聞いた事なかったから…
結婚するまでの詳しい経緯を聞こうと思えばいくらでも聞く機会はあったのに聞かなかった。
たぶん私は…無意識に心のどこかでその事を聞くのが怖くて聞かないようにしていたのかもしれない。


フゥ太達の言葉を聞いてソラも感情を押さえ込み切れずに体を震わせ始めていた。

「ソラちゃん、もう自分をそんなに責めないで?もう頑張って我慢しなくて良いんだよ?
もう思いっきり泣いても良いんだよ?私、ちゃんと…ちゃんとしっかり受け止めるから。」

「ひっくっ…うぅっ…うわあぁぁぁんっ!!」
抑え込んでいた気持ちが爆発して、京子にしがみついて大泣きし出したソラ

あの高熱を出した日の夜の時よりも、部屋中に響くのではないかと思うほど、
ソラはずっと抱え込んでいた想いを一気に吐き出すように、
声が枯れてしまうのではないかと思う程大声で泣いていた。

そんなソラを京子は包み込むように優しく抱きしめ、その様子をツナ達はただ静かに見守っていたのだった。

少し時間が経ち、泣き疲れたのか、ソラは京子に抱かれたまま眠ってしまったので、
京子はそのままソラを起こさないように気をつけながらも、自分達の寝室へ運んでいった。

「あの様子ならもう大丈夫そうだな。そんじゃ、そろそろ行くぞ!刀小僧!!」

ソラの様子を見て判断したスクアーロは山本に声を掛ける。

「おう!!」
スクアーロに感化されるように気合の入った声を出す山本

「や、山本っ…」山本を心配するツナ

「ツナ、心配要らねぇって!必ずスクアーロの修行を無事に終えて駆けつけるからな!!」

「う…うん!絶対だからね!?」

「おう!!」

スクアーロと山本が小食堂から出ていき、その後に続くようにディーノ、ロマーリオ、草壁も部屋を出て行った。

京子が戻ってきて、残ったのは山本と雲雀を除いた10年前のメンバーとフゥ太とビアンキだけになった。

「…獄寺君、お兄さん、クローム」

「何ですか?10代目」

「何だ?沢田」

「何?ボス」

獄寺を初め、全員ツナに視線を向けた。

「あの、ソラちゃんの事なんだけど…」

「解っていますよ、10代目!一緒に守りましょう!!」

「うむ!極限守るぞ!!」

「うん。私も、頑張ってソラを守る!」

ツナの言わんとしている事が解っていたのか、獄寺、了平、クロームはそれぞれ応える。

「3人とも……ありがとう!」

「ちょっと、ツナさん!ハル達を除け者にしないで下さい!!」

「え!?いや、そんなつもりはっ…」

「そりゃ、ハル達はツナさん達みたいに戦って守る事は出来ません。
でも、戦いから守るだけが全てじゃありません!!ね?京子ちゃん」

「うん!ハルちゃんの言う通りだよ。ツナ君達が戦いからソラちゃんを守るなら、私達はソラちゃんの心を守る!!
だから一緒にソラちゃんを守ろう?ツナ君」

「京子ちゃん…ハル…」

「ランボさんだってソラ守るんだもんね!!」

「イーピンも!!」

「はいはい、ランボちゃんとイーピンちゃんも一緒に守りましょうね!!」

京子やハルだけでなく、ソラと同じくまだ幼い2人までもがソラを守る言った事に驚くも、同時に嬉しく思うツナであった。

「アホ牛に守れんのか?」

「うっさいぞアホ寺!!ランボさん、やる時はやるんだもんね!」

「まぁまぁ…獄寺君、落ち着いてよ。」獄寺を宥めるツナ

そんなツナ達の様子を暖かく見守っているリボーン、フゥ太、ビアンキ、バジルであった。

「ねぇ、みんな。」

京子の声に反応し、騒がしかったのが静かになり、全員が視線を向けた。

「私、ちょっとやりたい事が出来たんだけど、1人じゃ無理だからみんなにも手伝って貰いたいの。」

「やりたい事…?何?京子ちゃん」

「その事を言う前にちょっとビアンキさんとフゥ太君に確認したい事があるんですけど…」

京子はある事を2人に確認した後、ツナ達に自分がやりたい事を話した。すると……

「それ、良いね!喜んで協力させてもらうよ!!」

「さすが京子だな。その提案には俺も賛成だぞ。」

「おおっ!それは名案だ!俺に極限任せろ!!」

「私も、協力する。」

「拙者も喜んで助太刀させて頂きますよ!!」

「それ、絶対やるべきです!!ハルも張り切っちゃいますよ〜!!」

「あんまり張り切り過ぎんなよ、アホ女。まぁ、俺もそれには賛成だから協力するぜ。」

「ランボさんも賛成だもんね!!」

「イーピン、頑張ってお手伝いする!!」

「京子姉、僕達ももちろん喜んで協力させて貰うよ!草壁さん達にも伝えなきゃ!」

「ええ、そうね!雲雀恭弥や山本武の所には跳ね馬に頼んで伝言して貰いましょう!」

京子のやりたい事を聞いたツナ達は次々と賛成の声を挙げていった。

「じゃあ決まりだね!」
みんなの賛成の声を聞き、満面の笑顔を浮かべた京子

いったい京子は何をやろうとしているのだろうか?
群れを嫌う雲雀や修行でアジトをたった今離れていった山本までも巻き込んで…


標的78へ進む。


今回も完全オリジナルです。
このお話では、ちょっとだけソラの出生に触れてみました。
ここでの設定では、ツナは高校在学中から時々イタリアへ行って、ボス業を少しずつ慣らしていきながら、ツナと京子は付き合っていた。
でも当時はツナが時々イタリアへ行かなければいけない事が多かった為、なかなかちゃんとしたデートが出来なかったのに、
それでも2人は互いを想い合っていて、子供を身篭った事を知るまでツナは高校卒業と同時に京子とは別れるつもりだったという事で。
それでは標的78へお進み下さい。

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