設  定


物  語

舞台は1995年。1992年の時に15年後の未来からタイムスリップしてやってきたなつみの子供みらいが来て、
約1年後に15年後の未来の世界へ江地さんとツバメ君と一緒に帰っていった。
あれから約2年後、物語はまた動き出す。
今度は2013年の未来から6歳のみらいちゃんが江地さんの起こしたタイムスリップに巻き込まれて、
1995年の過去へ飛ばされてきてしまった。
そこでみらいは初めて自分が赤ん坊の頃に過去に飛ばされてきた事があることを知る事になる。
そして、未来の世界へ帰れるまでの間、みらいはまた過去で生活することになってしまった・・・。

登場人物

2013年で登場する人物

水木 大介

旧姓「山口」で家は「山口太郎左衛門商店」の味噌屋の長男で元跡取り息子だった。
少年時代の時は「山口太郎左衛門商店」の跡取り息子として生きていたが、それを自ら否定した事により、
「山口太郎左衛門商店」は大介とは母親の違う腹違いの弟の次男「山口 大平」が継いだ。
今は自分で決めた進路を通過し、未来コンツェルンという会社の研究所に所属する技師となっていた。
水木家に婿養子入りしたため、名字が水木となっている。

水木 なつみ

大介とは小学校の頃から一緒で昔は喧嘩友達でもあった。
今は大介の妻となり、家事と仕事を両立させながら生活している。
仕事はなるべくみらいが一人での食事にならないように残業をある程度避けるなどといった
子思いの優しい母親である。

水木 みらい

大介となつみの間に生まれた子供で、現在夢が丘小学校の1年生。
赤ん坊の時ほどの好奇心旺盛さはないが、今でも少々好奇心があり、とても心優しい子供で、
6歳とは思えないすば抜けた頭脳と抜群の運動神経に加え、
冷静に状況を把握する判断力や理解力などの賢い所も持ち合わせており、現実的な考えを常に持つ。
だが、なぜか彼女は、周囲には自分に優れた能力を持っている事を隠し通し続けている。
そのため両親である大介となつみもみらいに隠されている才能を知らない。
みらいに隠された能力をあるきっかけで知った人物もいるが、みらいに黙っていて欲しいと頼まれ、
みらいのためを思ってずっと隠してくれている。
また、みらいの知らないところで、みらいに隠された能力を知った者もいるらしい。
だが、決してみらいに隠された能力の事を明かす事はなく、ひそかに見守ってくれているらしい。

水木家の愛犬「ベロ」

先代である「ボビー」の後にやってきた水木家の2代目の愛犬。
犬の種類は先代の「ボビー」と同じ種類。
ご主人様はみらいで二人は大の仲良し。
みらいの言う事はちゃんと聞く賢い愛犬。

大川 博司先生

夢が丘小学校の教師。
大介やなつみが小学生の時からいる先生であり、また大介となつみの担任の先生だった。
現在は1年2組の担任として生徒を受け持ち、みらいの担任の先生でもある。
あるきっかけでみらいに隠された能力を目の前で目撃して知ったが、みらいはその事を知らない。
そして、なぜみらいがその能力を隠すのか、理由は知らないがあえて聞かずに、みらいをひそかに見守ってくれている
生徒思いの優しい先生である。

江地さん

江地さんは「自称天才科学者」でタイムマシンの研究をしている。
みらいに隠された能力を知る限られた人物であり、同時にみらいに黙っていて欲しいと頼まれ、
みらいのためを思って隠された能力の事は決して明かさずにいてくれる。

ツバメ君

江地さんといつも一緒にいるロボット助手のツバメ君は、江地さんの助手役としての役目を持ち、
江地さんと一緒にいつも研究に打ち込む。

山口 大平

大介の腹違いの弟で、現在「山口太郎左衛門商店」の跡を継いでおり、時々大阪支店の方へ行く事も多く、
あまり家に居る事の方が少ない。
誰に対しても礼儀正しく接し、とても穏やかで優しい性格の持ち主でみらいの良き叔父である。
彼もみらいの隠された能力を知る限られた人物であり、同時にみらいに黙っていて欲しいと頼まれてか、
みらいのためを思い、ずっと隠された能力の事を決して明かさず、いつもみらいを影から見守っている。

1995年で登場する人物

水木 なつみ

この春から夢が丘中学校の1年生になる。
彼女はロンドンから帰国してきた帰国子女で小学校4年生の頃まで夢が丘に住んでいたが、
両親のロンドン転勤のため、海外へ引っ越していった。
もともと両親のロンドン転勤期間は2年間だったので、中学からは日本に帰国して、夢が丘中学校に入学する事に
なっていたので日本に帰国してきた。

山口 大介

この春から夢が丘中学校の1年生になる。
家は「山口太郎左衛門商店」の味噌屋で跡取り息子。
なつみとは小学校の時、よく喧嘩していたいわゆる喧嘩友達だった。
小学校の頃とはちっとも変わらず、相変わらずぶっきらぼうで意地っ張りな大介であった。
そんな大介も、なつみの帰りを2年間ずっと待っていた。
2年前みらいがやってきた時には、なつみが困っている時などには必ず支えになって助けてくれていた。

島村 いづみ

なつみの叔母で、なつみの母るり子の妹。
1992年サンライズ漫画賞で出した「ちびっ子ママ」という作品が最優秀新人賞を取り、今では少しずつ世に名が
売れるようになった売れっ子漫画家。
2年前、みらいちゃんがやってきた時には、「赤ん坊の世話なんか見れるかっ!」と言いながらもちゃんとみらいちゃんの
面倒を見てくれていた。
さらに、なつみが本当に困っている時には必ず味方になって助けになっていた。

森 タマエ

この春から夢が丘中学校の1年生になる。
家は中華料理店を経営しており、なつみとは幼稚園の時からの幼馴染で、なつみの親友。
なつみが日本に帰ってくるのをえり子ちゃんと一緒に2年間ずっと待っていた。
2年前の時は、なつみの親友として、みらいちゃんの秘密を一緒に隠し通しながら、なつみのためにいろんな事に
協力してくれていた。

立花 えり子

この春から夢が丘中学校の1年生になる。
なつみとはnタマエと同じく幼稚園の時からの幼馴染で、なつみの親友。
なつみが日本に帰ってくるのをタマエと一緒に2年間ずっと待っていた。
2年前の時は、タマエと同じくなつみの親友として、みらいちゃんの秘密を一緒に隠し通しながら、なつみのために
いろんな事に協力してくれていた。

山口 大平

大介とは母親が違う腹違いの弟。
2年前とあまり変わらず、今でも弱気でおとなしい男の子。

水木 浩三郎&るり子

なつみの両親で海外転勤の期間が終わったので、家族揃って日本へ帰国してきた。

水木 夢

なつみの妹で性格はみらいちゃんが赤ちゃんの時と同じで好奇心旺盛な子供。

水木 みらい

西暦2013年の未来の世界から、江地さんが起こしたタイムスリップに巻き込まれ、
西暦1995年の過去の世界へやってきた未来のなつみと大介の子供。
未来の世界に帰れる日まで、過去の世界の水木家で生活する事になる。

江地さん

西暦2013年の未来の世界から、自分の意志でタイムスリップを起こし、自分が今いる世界より、さらに先の未来の世界へ
行こうとしたが、西暦1995年の過去の世界に着いた事により、タイムスリップに失敗してしまった。
そして、自分が起こしたタイムスリップによって、みらいが巻き込まれていた事をあとで知る事になる。

ツバメ君

江地さんと一緒に西暦2013年の未来の世界からタイムスリップをしてきた、江地さんのロボット助手。
ツバメ君はご主人様である江地さんが自分のメンテナスを定期的に行ってくれないため、時々メンテナスをしていないのが原因で、
故障してしまう事があり、みらいが江地さんの代わりにメンテナスを行ってくれているため、ツバメ君は江地さんだけでなく、
みらいの言うことも聞き、みらいを自分の二人目のご主人様として慕っている。

山口 佐和子

大介の育ての母親であり、大平の実の母親。
2年前のクリスマスの時に起きたマスコミ騒動の時には、大介達の話を受け入れ、協力してくれた。
大介と大平の良き母親。

山口 勇平

みらいと同じく、西暦2013年の未来の世界から、西暦1995年の過去の世界へと飛ばされてきた未来の大平の子供。
いつもみらいに守られてばかりいる、おとなしくて、泣き虫で、気弱な性格の男の子。
今まで一度も自分から向かっていこうとする行動を起こしたことがなく、いつもみらいに頼りっぱなし。
彼は、日本人とイタリア人の間に生まれたイタリア系ハーフで、、同時に、いじめられっ子でもある。
幼稚園時代の時から、同年代の男の子からの差別を受けていたのが原因でか、精神的ダメージを受け、精神障害を持ってしまい、本来の年齢よりも精神年齢が少々低く、その辺に居る6歳児よりも少々幼い子供でもある。

ネットナビゲーター「未来(みく)」

コンピュータ内で存在しているみらい専属のネットナビゲーターで普段からみらいのノートパソコンの中にいる。
彼女の性格はいつも明るく元気で好奇心旺盛、時にはみらいに甘えん坊で人懐っこい性格の持ち主。
みらいの事を主のように慕い、いつもみらいに頼まれた仕事を的確に次々とこなす。

ネットナビゲーター「来(らい)」

コンピュータ内で存在しているみらい専属のネットナビゲーターで、普段からみらいの部屋にあるパソコンの中にいる。
彼の性格は普段から無口でクールな性格の持ち主。
彼は未来とは違い、誰にでも愛想が良いわけではなく、自分が心から許せる人物にだけにしか、愛想が良くない。
そして、信頼を持っていない者が彼に命令を下したり、お話しをしようとしても、いつも無愛想で、絶対に相手にしようとはせず、
一言も喋ろうとはしない。
彼が今、一番心を許し、信頼しているのは、自分の主のみらいである。
未来と同じく、みらいの事を主のように慕い、いつもみらいに頼まれた仕事を的確に次々とこなす。
未来とは、人間のように血が繋がっているというわけではないが、双子のような存在で、いわば兄妹関係にあたる。


今回のママ4長編小説は、ママ4短編小説とも関連しています。
それと、10歳のみらいちゃんが、なつみが一時日本に帰国した星祭りの時にやって来たことがある事にしています。
(シネマCD「AFTER」の事を知っている方ならご存知でしょう。)
それから、まだこの長編小説は作成中なので、途中で登場人物を増やす場合や修正作業を行う事があります。
その時は勝手にこの設定ページに更新されます。(お知らせは致しません。)
ご承知下さい。
それでは第1話へお進み下さい。

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